シーリング工事とは、部材の隙間や亀裂、くぼみなどにゴム状の充填剤を詰め、気密性を高め水の浸入を防ぐこと目的とした工事です。 また、気温の変化に伴う建築部材の膨張や伸縮によるヒビや破損を防ぐといった効果も発揮します。 ■シーリング材の種類と特徴 シーリング材には、大きく分けて自然乾燥で硬化するタイプと硬化剤を混ぜて化学反応で硬化させるタイプの2つがあります。その代表的なものをご紹介します。 ・アクリル系 固まった後、弾力性があり塗れた面にも使用できますが、耐久性に乏しいため改修工事ではほとんど使われることはありません。 ・ウレタン系 アクリル系と同様弾力性があり、耐久性にも優れています。一方、紫外線に弱くホコリやゴミを吸着する性質があるので塗膜で覆うのが一般的です。 ・シリコン系 耐熱性、耐候性に優れていますが、施工した目地の周辺を汚染することがあるため、汚染防止の処理が必要になります。
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シーリング工事とは、部材の隙間や亀裂、くぼみなどにゴム状の充填剤を詰め、気密性を高め水の浸入を防ぐこと目的とした工事です。
また、気温の変化に伴う建築部材の膨張や伸縮によるヒビや破損を防ぐといった効果も発揮します。
■シーリング材の種類と特徴
シーリング材には、大きく分けて自然乾燥で硬化するタイプと硬化剤を混ぜて化学反応で硬化させるタイプの2つがあります。その代表的なものをご紹介します。
・アクリル系
固まった後、弾力性があり塗れた面にも使用できますが、耐久性に乏しいため改修工事ではほとんど使われることはありません。
・ウレタン系
アクリル系と同様弾力性があり、耐久性にも優れています。一方、紫外線に弱くホコリやゴミを吸着する性質があるので塗膜で覆うのが一般的です。
・シリコン系
耐熱性、耐候性に優れていますが、施工した目地の周辺を汚染することがあるため、汚染防止の処理が必要になります。